空き家・長期留守に関するご相談
空き家率は年々増えています。平成25年の調査では10件に1件が空き家という結果も出ており、それに伴い様々な問題が起こっており、社会現象にもなってきています。
空き家は危ない！? 迷惑！?
空き家は危ない！迷惑！とよく言われますが具体的に何が危なくて何が迷惑になるのでしょうか。
空き家の放置、危険迷惑ランキング
1位 火事
原因はさまざまなようですが、原因の１位は放火と言われています。
差しっぱなしのコンセントからの出火（トラッキング現象）が原因なることもあります。
2位 家の倒壊
長年放置された空き家の場合、家を支える大黒柱などが老朽化しており、少しの振動で崩れることがあります。また、”倒壊“までいかなくとも、瓦が落ちたり、外壁が崩れたりして、通行人にケガをさせてしまうこともあります。
3位 動物、虫の被害
動物が空き家に住みつくことがあります。家の中を荒らすだけでなく、雨風をしのぐ快適な空き家の中で巣をつくり、鳴き声などの騒音や糞や臭いの被害などもあり、衛生面でも心配なところです。
庭木がある場合は虫（ヤブ蚊・ハエ・ムカデ・ハチ・ゴキブリなど）が大発生することもあります。
4位 不審者の出入り
動物だけでなく不審者が出入りすることで、火事の原因にもなることもあります。
知らない人が自分の家を勝手に使用している光景は想像するだけで嫌ですよね。
5位 ゴミの不法投棄
荒廃している家の周辺は、ゴミの不法投棄のターゲットにもなりやすく、そのゴミをカラスやネコが荒らすなど、被害は広がっていきます。
空き家トラブルの回避
危ないから迷惑になるからといって、すぐに売るのは抵抗があるかと思います。
自分が育った場所、家族と住んだ思い出深い家は簡単に売れるものでもありません。また長期留守にしているだけで戻る予定がある方もいらっしゃると思います。
しかし、このまま放置しておくと、上述のようなさまざまな問題(トラブル)が起こる可能性があります。
危ないなら取り壊せば良いのでは？
「そんなに危ないなら、早々に家を取り壊せば良いのでは？ 」
と、お考えになるかと思いますが、家屋が建っている土地は住宅用地として固定資産税の価格が減額なっています。つまり家屋を壊して更地にしてしまうと非住宅用地となり、住宅用地に係る固定資産税特例措置が受けられなくなるため、土地の条件次第では固定資産税が最大6倍程度になる可能性があります。
トラブルも少ないし、やっぱり空き家のままで良いか
土地のみにすることで固定資産税が増えるならばと、家屋の取り壊しを躊躇する方も多いと思います。
また取り壊しの費用は、例えば木造2階建て35坪で、105～200万円（相場を3万～6万円／坪として計算）
決して安い金額ではありません。このような理由からも家屋を取り壊さずにそのままにされている方も多いようです。
しかし老朽化した空き家の危険性と家屋や敷地の資産活用を促すため、平成27年2月26日から新たな法律「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。
空家等対策の推進に関する特別措置法とは…
1年以上、居住その他の使用がなされていない建築物 。その建物が、倒壊など危険となるおそれのある状態、衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていない状態と自治体が特定空家として認定した場合。
上記の条件の場合、家屋があったとしても空き家対策特別措置法が適応され、固定資産税が最大6倍となります。
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愛着のある家、売るには抵抗が・・・
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人が住まなくなった家屋は早く荒れていきます。
定期的に室内に空気を入れ、上下水道を流し、家の老朽化を防ぎます。ご所有の家屋が気になるがご自身で管理が難しい方、お任せください。
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相続の問題、うちでは起こらない？
「相続するようなものが家にはないから大丈夫」「 兄弟の仲も良いから」など、皆様ご自分が相続の問題でもめるなんて、まったく考えてないようです。
しかし、遺産には多くの場合不動産が含まれていること忘れないでください。 分割が難しい不動産という遺産だからこそ、争いの元になってしまうのです。 ご自分たちで解決しようと思わず、ご兄弟の仲が壊れる前にまずはご相談ください。
お家の事でお困りの方、お悩みの方、ご相談ください！
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